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もう一度食べたい、子豚の丸焼き

最近食べた感動するほど美味しかった食べ物、「セゴビア乳飲み子豚の丸焼き Cochinillo de Segovia asado」。生後2週間と経たない赤ちゃん子豚を、豪快に丸焼きにしたスペインのセゴビア(&カスティーリャ地方)の名物料理です。

乳飲み子豚…こうやって書くと、ものすごく残酷なことをしている感じがするけども、美味しさを考えたらとりあえず、そういうことはひとまず置いておいて…と思ってしまう。しかし、赤ちゃんのうちに食べちゃうなんて贅沢なお肉の食べ方です。昔の人はこんな食べ方していなかったに違いない。
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セゴビアは子豚の丸焼きで有名なのだけど、中でも「Meson de Candido」という老舗のお店は町一番の有名店です。どこで食べても美味しいのかもしれないけど、遠路はるばるやってきた私はこの店へ。看板にも「Mesonero mayor de castilla カスティーリャで一番の店」なんていう、ベタなうたい文句が。(笑)
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子豚の丸焼きは1匹で6人前も取れるから、大勢で頼まないと丸ごと一匹を切り分ける様子は見れません。ちょっと楽しみにしていたのになぁ。

皮つきのままローストしているから、皮はパリパリで香ばしいおせんべいのよう。中のお肉は柔らかくて、とってもジューシー。かかっている肉汁は少々しょっぱめなんだけど、それが味のインパクト高めていて、食が進むように計算されているのでは、と私は思います。

付け合わせは無し。切り分けたお肉だけがお皿に載って出てきます。食べながら「あー、これにマッシュド・ポテトがあったら最高かも…」なんて思うのだけど、お肉だけだから腹八分目な感じで食べ終えることが出来て、食後の幸せな余韻に浸れるのかも。
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(Meson de Candidoサイトより)
1898年からお店を始め、名物の子豚の丸焼きで大成功を収めた先代Candidoおじさん。なかなかアクの強い迫力のあるお顔です。このおじさんが豚の丸焼きを「さぁ、食べよ!」とやっている銅像がセゴビアの町に立っています。町の名士です。

料理の腕もさることながら、宣伝の腕もかなり良かったんでしょう。著名人がこぞって食べに来たそうです。お店には著名人の残していった、歴代の色紙が沢山 飾られています。

このお店、料理はおいしいけど、店員の接客がイマイチなのが残念なところ。きっと頑張らなくてもひっきりなしに 子豚の丸焼きを食べにお客さんが来るからだと思うけど、感じ良い接客を心がけているのは女将さんだけのようだった。
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(Meson de Candidoサイトより)
先代に比べるとカリスマ性は欠けるけど、豚の丸焼きの様子が良く分かるから、現オーナーの写真も載せちゃおう。

あー、死ぬまでにもう一回食べたいな。大袈裟かな。

Meson de Candido 
 Plaza del Azoguejo 5,
 40001 Segovia, Spain
 Tourist Informationの真向かい
 12:30-16:00、19:30-23:00
 無休 (人気店なので夏等ハイシーズンは予約した方が良いと思います)
 www.mesondecandido.es
by hanatomo31 | 2008-04-15 06:56 | スペインSpain

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ