スペインの磁器 その1

私が好きなスペインの磁器のブランドを2つ。

1つ目はLLADRO リヤドロです。
1958年にリヤドロ3兄弟が始めた磁器の人形をメインにした工房です。
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縦長のシルエットと、淡い色づかい、優しい表情が特徴です。(分かりづらいけど上の写真など)
現在の「リヤドロ磁器人形」として知られるスタイルが確立したのは、1960年代に入ってから。リヤドロ3兄弟がオリジナルの工房を立ち上げた初期の頃の作風はちょっと違っていたみたいです。(下の写真)
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(LLADROサイトから借用)
シルエットには丸みが感じられるし、顔つきも全然違います。人形や洋服に動きがあまり感じられません。これはこれで素敵です。だけど、骨董屋で見かけても私はリヤドロとは気づかないだろうなぁ。

創業後50年経って、大成功した今もリヤドロの会社&工場はバレンシアの隣町にあります。
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ここの工房は事前に予約が必要ですが、人形の成型、絵付け、特殊加工(花びら作り、顔の描き入れなど)も間近で説明付で見学させてくれます。製造工程は見学はさせてくれるものの、写真撮影は厳禁。様子を伝える写真はありません。

私は「絵付けの工程」に心を奪われてしまい、自分でもやってみたくなってしまいました。そもそも、絵付け師の人達ってどうやって絵付け師になったんでしょうね。美術学校を出た人達?、それとも初めは全くの初心者だったのかしら??

製作過程の見学後は、会社見学のお約束、ショールームへと案内されます。そこに展示してある磁器の人形はすべてが売り物です。一生買うこともないだろうし、今後見ることもないだろうと思われるような、超高級かつレアな磁器人形などを見て楽しむ事が出来るのが魅力です。「どんどん写真撮影しちゃってください」なんて言われたので、カメラマン気取りでいっぱい撮影しました。

1番好きだったのがこちら「A Grand Adventure」と名付けられた作品。旅に出ようとする人たちを載せた機関車です。作品のテーマに夢があるし、大きいし(笑)、とにかく好きです。
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(クリックすると少し大きな画像で見れます)
写真の質がイマイチなので確認できませんが、女性の日傘は磁器で表現した繊細なレースに仕上がっています。
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(クリックすると少し大きな画像で見れます)
車両の中に人がいるのが分かりますか?車両の後ろの方から覗きこむと、中の人がちゃんと座っていることも確認できるんです。細部まで手の込んだ作品です。
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いつまで眺めていても飽きない、そんな素敵な作品です。

他の大型作品もいくつか。写真いっぱい撮ってきましたから…。
<バレンシアの祭り>
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<シンデレラ>
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バレンシア方面に行く予定があるなら、LLADROにぜひどうぞ。
LLADRO 工房見学
 電話またはWEBの予約フォームで予約。
 電話: +34 963 18 70 08
 WEB: http://museo.lladro.com/sitio-museolladro-ENG/index.html
 見学は無料。人形は有料。(当たり前…)

長くなったので2つ目の磁器ブランドは「その2」に書くことにします。
by hanatomo31 | 2008-04-13 06:36 | スペインSpain

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ