花の香り

中部・南部スペインでは街路樹にオレンジが採用されていることが多い。そんな訳で、町に降り立つと街中に漂う、甘くて、かすかに爽やかなオレンジの花の香りの歓迎を受けることになります。むせ返るような強い香りではないのだけど、しっかりとした存在感があります。
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良い香りだし、気候は良いし…公園で寝そべってみたり、お弁当を食べたりしたくなる人が多いのももうなずけます。
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花はわりと大きくて、花びらも固めで頑丈です。
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花も良いけれど、木に実がなっているのも素敵です。ところで、オレンジがなっているけど誰ももいで食べたりしません。公共のものだから…というのもあるけれど、食用じゃないから。
食用とそうでないオレンジを見分けるのは簡単。葉っぱを1枚もいでみて、大きな葉っぱの前に、ハート型の小さな葉っぱが付いているものは「食用に適さない」オレンジです。
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他に実のなる木と言えば、誰かのお家の庭で「カリン」の木も見つけました。
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スペインの食べ物で「Dulce de Membrillo (ドゥルセ・デ・メンブリーリョ)」という、みたところ「カリン羊羹」といった風情のモノがあります。カリンの果肉を煮詰めて固めたもので、羊羹のように薄くスライスして、チーズ(Queso ケソ)と一緒に食べたりします。ベルギーでも梨のシロップ&チーズという組み合わせがあるし、梨&チーズというのは仲良しコンビなんですねぇ。
カリン羊羹、ずっしりと重くて荷物になるからと買って帰らなかったのが今になって口惜しい。

オレンジの次に勢力を持っていたのが、藤の花。
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迫力のあるこんもりとした房になった花が沢山咲いていました。そして、香りも堪能しました。藤の花は濃厚な甘さですね。

最後に、ちょっと衝撃だった「花をガツガツ食べるオウム集団」との出会い。朝、公園を歩いていたら頭の上からピンクの花がものすごい勢いで降ってくるので、何事かと思って見上げたら、こんな状況になっていた。
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オウムって花を食べるんですね。知らなかった。食欲はめちゃくちゃ旺盛でした。それはもう、怖いぐらいに。今まで、オウムって集団でいる所も見たことがなかった。この公園ではスズメや鳩並みにいっぱいいましたよ。
by hanatomo31 | 2008-04-12 07:02 | スペインSpain

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ