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烏骨鶏のスープ

最近新しく挑戦した食材「Silkie / Black Chicken / 烏骨鶏」。シンガポールのスーパーマーケットでは割と普通に売られていて、こちらに来た当初からずっと気になっていつかかって調理してみなくっちゃと思っていたものです。それが、今週に入って「うん、今日だな」という日がやって来ました。
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特別に烏骨鶏に適した調理法などを調べずに、根菜、瓜、ネギ、ニンニク、生姜とともにストウブのお鍋でゆっくり煮込んで。

あ、あら? 写真を見て気づいちゃった方いますか?? そうなの、この烏骨鶏ったら頭が丸ごと残ったままの丸鶏だったんです。(こういうのが苦手な人ごめんなさい!) これまで色々なところで丸鶏を買ってきたけれど、頭もくちばしも全部付いているのを買ったのは今回が初めて。

小さな「うずら」のような鳥類ならば頭ごと出てきてもそんなにはぎょっとしないんですが、烏骨鶏程度の大きさ(鳩ぐらい) もあると、なんだかねぇ…目に与える印象は強烈になります。目も開いていて、どこかをカッと見据えているかよう…。ちょっと怖いので頭を外してから調理しようかと思ったけれど、せっかくだし、ちょっと面白いので家族にも見せたいような気もして、このまま残しました。
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スープの写真は2日目のものだからちょっと野菜が煮崩れています。烏骨鶏って、皮が黒いだけでなく、肉も、骨も、(見ていないけれど内蔵も)ぜーんぶ黒いのが特徴です。「よくもまこんなに黒いのが作れるものだわ」と感心してしまうぐらい、どこもかしこも黒いのです。ただ、この黒さと今回の場合は頭付き、という要素は必ずしも食欲とは良い方向では結びつかなくて、おっかなびっくり 恐る恐る食べました。

シンガポールで売られている烏骨鶏は小さいもので、可食部も少なめ。今の私に使いこなせる食材とはいえないので、ちゃんと活かせる調理法を学ぶまではしばらくお預けかな。

オマケ: 烏骨鶏って、鳥には珍しく 爪が4本ではなく5本ある種類なのだそう。実は食べる時に見ていなかったので、食べ終わってしまった私にはもはやわからないのだけれど、もし今後烏骨鶏を調理する時にはちゃんと確認したいと思います。ちゃんと見ていなかったけれど「カラダの大きさに対して爪のボリュームがあるな」と漠然と感じたのは爪が1本多いせいだったのかもしれません。

by hanatomo31 | 2014-05-21 22:34 | シンガポールSingapore

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ