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セントーサ島とケーブルカー

日本の皆さんがGWを楽しんでいる様子なのをFBで見て、GWはこちらでは関係ありませんがお出かけしたくなりました。そういうわけで行き先はちょっと「おでかけ感」のある「Sentosa Island / セントーサ島」へ。とはいえ、セントーサ島って、私がよく涼みに行っているショッピングモールからモノレールで10分程度の場所にあり、実は近場。それでも私からすればまだ一度も足を踏み入れたことのない、日常とはかけ離れた場所。ワクワクします。

人々の目指すものはそれぞれだけれども、多くの人はUniversal Studiosなどテーマパーク、もしくはビーチに向かうようです。今回私もとりあえずビーチに向かったのだけれども、ビーチに興味のない私は滞在時間わずか30分程度、写真の1枚も撮らずに帰ってきてしまいました。いやー、もう暑くてね…。
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バルセロナのガウディデザインの「Parc Güell / グエル公園」に着想を得たのかな? と思われる水の流れる公園をお散歩しつつ、行きはモノレールだったけれども、帰りはケーブルカーに乗って帰ることにしました。(えー、セントーサ島の話はもう終わり?)
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途中立ち寄った面白いスポット「i Fly Singapore」については後日書くとして、今日はケーブルカーからの景色をどうぞ。
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実は私、何気なくケーブルカーに乗ると決めたのですが、乗ってみて「あぁ、私こういう高度のあるぶらんぶらんした乗り物が極度に苦手だったんだ…」と思い出しました。でも、そんなこと乗ってから気づいても手遅れ…。全長1.6kmもあり、乗車時間は12分ほど。長い長い恐怖の旅の始まりです…。(前半はほとんど半ベソ状態で目をつぶっていたので、写真はほぼなし)

なんでケーブルカーが怖いかといえば、①ケーブルだけでぶら下がっているのが怖い(とにかく信用出来ない) ②高いところでぶらんぶらん揺れるのが怖い ③足の下が見えるのが怖い。1番目の理由が全てのようなものですが、怖いものは怖い。(家に帰ってから調べたら、シンガポールのケーブルカーでは1983年1月に下を通過したパナマの石油リグがケーブルに引っかかり、7名の命が失われる事故が発生していました。今ではそもそもケーブルカーの下を船が通ることもないし、安全対策も強化されているから、同じような事故は起き得ないはずだけれども。)
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リゾートアイランドセントーサらしさをとらえた数少ない写真の1つ。恐らくこれはリゾートホテルの上空ではないでしょうか。そして、シンガポールらしいのは島の向こう側にタンカーが多数見えるところ。ビーチはちょうどタンカーと向かい合わせになるような位置に広がっています。
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セントーサ島から離れ、完全に海の上に出たところから島を望む。結構長い間隔でケーブルカーの柱があるし、高度もかなりあるのでコワイのです。「落ちても下は海だから大丈夫だよ~」と言うけれど、大丈夫じゃないって!
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真下に視線をやると、クルーザーが停泊中。この小ささに見えるのですから、やっぱりかなりの高さがあります。(後で調べたら、90m近く高さがあるとのこと。ざっくり計算でマンションだと30階相当に…!)
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そうそう、セントーサ島には第2のマーライオンがいます。こちらは口から水を吐いてはいません。
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恐怖感を払拭しようと少し遠くの方へ目をやると、そちらにはマリーナと住宅街。右側はシンガポール本島です。
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タンカーの見える海沿いですから、港も近いのです。今回は黄色いガントリークレーンを見つけました。これはもうまさに「キリン」そのもの。怖い怖いと言いつつも、このキリンの姿を目にして、少し力が湧いてきました。
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もうじき終点近く。我が家へと続く高速道路の上を通過します。いつもは下から見上げているんだよなぁ。
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地上に降り立って足場のしっかりしたところからケーブルカーを見下ろしながらの撮影はなんと心落ち着くものなのでしょう。終点のMount Faberの施設のトイレからのセントーサ島を望む眺望は素晴らしい物がありました。(写真なし!)

ちなみにケーブルカーのチケットは往復での販売。非常にもったいないことではあるけれども、復路でもう一度ケーブルカーに乗るなんていうのは私の場合、論外!! 申し訳ないけれども、お客さんが訪ねて来てもケーブルカーの乗車はお付き合いできませぬ。

セントーサ島の見どころ紹介もなければ、ケーブルカーのお勧めをしているんだか、いないんだか、よくわからない記事になってしまいましたが、もっとも印象に残ったことについて書いたらこうなっちゃいました。(次は、セントーサ島の面白い施設の話です)

Singapore Cable Car
 www.cablecar.com.sg

by hanatomo31 | 2014-05-04 02:27 | シンガポールSingapore

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ