
引き続き、ダブリンの
「ジョージアン様式のお宅訪問」の話です。今回も見事なお花の写真からスタートですが、これも訪問したお宅の玄関にありました。この物件は建てられた当時、
「貴族のパーティーハウス」だったところ。

基本的に当時のオリジナルの装飾品は残っていないそうですが、家具や調度品に造詣の深い現オーナーが物件にマッチするよう、細心の注意を払って選んだものばかりが配置されています。
ちなみに、ここも玄関スペースの別アングルです。玄関にも暖炉があるんですね。冬の寒い時期にはかなり有り難いものだったに違いありません。

「貴族のパーティーハウス」である旨書きましたが、本当に当時
社交のためだけに使われた建物なのだそう。というのも、18世紀のアイルランド貴族の本宅はダブリンにはなく、地方の広大な敷地内に広大な建物があるような所にありました。そして、ごく限られた期間のみ開催される議会などのお勤めの際にダブリン市内にやってきて、政治や社交にエネルギーを費やしたのです。
徹底している事には、こうしたパーティー専用の物件を所有するだけでなく、ダブリンにて「出張中」の居住スペースとしてはまた別途、市内の至近距離の場所違う物件があったという。パーティーの際にはわざわざここに出向いたわけです。そして、それ以外の期間は使われない、と。
年下の妻の浮気を疑い、31年にも渡り(生涯) 妻を軟禁し続けたことでも知られる悪名高い
「Earl of Belvedere / ベルヴェデール伯爵」の持ち物でした。パーティーには妻は不在だったのでしょう…。

広告業界で財をなした現オーナーのセンスで現代アートもジョージアン様式の中に馴染んで。(この方も、特に聞かなくてもどうやってお金を儲けたのかざっくばらんに話してくれました。皆さんジェネラス!)

2階にある通りに面した明るい部屋。小学生の頃から祖母と一緒にアンティーク家具のオークションに足しげく通い、家具調度品を見る目を養ってきたオーナー。

イギリス女王ゆかりの品、との逸話付きのテーブル(写真↑) を見せてくれました。ちょうど今頃はどこだったかのミュージアム展示に貸出しされているはずです。

私はこの書庫が素晴らしいなぁ、とおもって眺めていました。足の部分が空いていて本棚なのに重さを感じさせない、このスタイルのものが好きです。使うスペースに対して収納容積は少なくなってしまうけれど、そのちょっと贅沢な抜け感がいいじゃない?

以前この館にてパーティーをしていたベルヴェデール伯爵とは、この人だったのか? 線の細いいかにも貴族風のいでたちなので、そうだったのかも知れません。

見学させてくれるだけでなく、とてもいいタイミングで焼きたてのスコーンとお茶まで出してくれる現オーナーはおもてなし上手。

18世紀の貴族のパーティーハウスは現代になってもパーティーハウスとしてお客様に貸しだされていたのでした。料理もフルコースでサービングしてくれるそうです。
(厨房はあとから工事して作ったのかな?) この日もレセプションディナーの準備が既にされていました。
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