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Sunday Roast

今月に入って2度もターキーをローストしました。しかも、2回とも日曜日でした。そんな訳で今日のタイトルは「Sunday Roast」。←アングロサクソン系の週末のお料理の定番の1つのこと。

1回目はお客さんのあった日。全部で9人集まる大きい会だったので「これこそターキーの出番だわ!」とかねてよりターキーに飢えていた私は、喜び勇んで焼きました。
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たっぷりとスタッフィング(詰め物)をし、約3時間かけてじっくり焼き上げました。
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この日は「肉奉行さん」が沢山いたので、全て肉のカービングはお任せでとっても楽ちん♪ 張り切って肉を切りだす男性3人。
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おかげでこんなに綺麗に食べやすくなって出てきました。これはモモやムネ、手羽などの大きな部位ばかりで、それ以外の部位が集められたお皿がもう1皿。9名で1度に食べきるにはちょうどいい量でした(約3.5kg)。

これで満足したはずなのに、2度目のターキーを焼くことになったのはなぜなのだろうか? 自分でも上手く説明が出来ないのですが、理由の1つには「スタッフィングを改良したかった」というのがあります。

1回目の時には無難に(?)、市販のクルトンのスタッフィングミックスに野菜、ターキーの内蔵を炒めて詰め物を作ったのですが、どうも1つ納得がいかないところがあったのです。私は市販のクルトンが入ったのは「カラダにあまり良くなさそうだから、味見程度にしか食べないで残す」傾向が。でも、考えてみると、スタッフィングという脇役であれ、食べ残す前提で料理をするのは嫌なのです。

そんな訳で2回目は「食べる前提のスタッフィング作り」がテーマでした。(よく考えると、それなら肉は焼く必要はそんなになかったのかも?)
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全て野菜(にんじん、玉ねぎ、フェンネル、芽キャベツ、ブロッコリーの茎、紅玉、レーズン)と、ターキーの内蔵(ハツ、砂肝、レバー) だけで作ったスタッフィング。フルーツが入っているので、自然とやや甘な味わいになりました。
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これをせっせとターキーに詰め込んで、ハーブと塩、オリーブオイルを塗り込んで、くず野菜(上記野菜の皮やかたい部分などをたっぷりとニンニク)を敷いた上に載せて準備完了。あとはじっくり焼くだけ。
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オーブンのおかげで部屋がじんわり暖かくなってうとうと眠くなるけれど、時々オーブンのチェックをし、肉汁をまわしかけ…再び約3時間後に焼き上がり。
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肉そのものの味は1回目と2回目で違いはほとんどありませんが、スタッフィングまでも残さず食べたいと思える点で、2回目のほうが満足のいく仕上がりと言えるかもしれません。それから おまけですが、今回は肉の下に敷いたくず野菜の量も増やしたので、野菜からのうま味たっぷりの汁も多めに抽出できた模様。グレービーソースも野菜の風味がより強調されたかな。

それにしても、こうやって連続して同じメニューを作っている人ってそう多くはいないでしょうね…。私は昔からたまに気になるメニューがあると 納得がいくまでしつこく同じものを作って、家族に迷惑をかけてきました。それでも(あまり)文句を言わず、付き合ってくれる家族に感謝です。

今シーズン、ターキーはもう食べませーん!!!
by hanatomo31 | 2012-12-17 23:36 | 日本Japan

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ