ロシアご飯5 - 飲み物編
2012年 10月 11日
そもそも 「飲み物はご飯なのか?」 違和感があるけれど「ロシアご飯5」で長く続いたロシア編は完結へ。 じゃじゃーん。この瓶入りの飲料、これはなんでしょうか? 分かるかしら? 当ブログの過去記事でも実は取り上げているのですが、写真が登場するのは初めて。「березовый сок / Birch sap / 白樺樹液ジュース」です。
殆ど無色透明にちかい樹液であることは写真を見て分かるかと思いますが、味わいも 見た目に違わずまろやかでクセのない優しいものです。水よりもわずかにとろみがある液質で、樹液由来の自然の甘みが感じられます。甘い清涼飲料などは沢山飲むと嫌になるものですが、これは「白樺の樹液のみ」なので飽きがこない、人口飲料が苦手な人にもきっと受け入れられる味です。
常温で飲んでも、冷やして飲んでも、お酒(ロシアではウォッカ)のお供として人気の飲み物。実際、ロシアのスーパーでこれを求めて探し回っていた時には、「ウォッカ売り場を探してみなさい」と英語の達者なビジネスマンに教えてもらいました。そうしたら、本当にそこにありましたよ!
ベラルーシ料理屋さんで口にしてからこの味の虜になってしまったので、ぜひとも我が家でも常備しておきたいのですが(体調の悪い時にもぜひ飲みたい)、あまり日本では売っているところは多くなさそうです。白樺の多い北海道のメーカーで販売しているところがあるようなので、一度取り寄せてみようかな…と思案中です。 そしてこちらの黒っぽい飲料はと言えば…ロシア好き、ロシアを旅したことのある人の間ではきっと有名な飲料「квас / Kvass / クワス(クヴァス)」。エストニアを旅した時に飲んだ「KALI」と同じもの。 真っ黒で、コカコーラにも似た見た目のこの飲料、甘いし、黒いけれどコーラとは全く別の味です。微アルコール性(1%程度) なのだそうですが、お酒の味は感じません。ライ麦パンを発酵させて作るため、味わいはダークなライ麦パンの液状化したものがぐーっと甘くなった感じです。
私の味覚では飲料として飲むにはちょっと甘すぎるので、ペットボトル1本飲むのはおろか、コップ1杯飲み干すだけで大変でした。でも、飲み慣れたロシア人にとっては、ゴクゴク飲むもの。ご飯時にも一緒に飲んだりするのね。「食事時にコーラをお供に」も受け入れられない私には到底マネ出来ない話です。 そしてこちらは「ホットチョコレート」。別段ロシアの特別な飲み物と言う訳でもないけれど、写真があるので。特別感があるとすれば、高級なお店で飲んだ、高級なホットチョコレートというところかな? 普段、自宅で入れるようなものとは違って、ドロッととろみのある濃厚タイプのものです。写真を見ても、泡の状態もまるでチョコレートムースのような質感になっているのが確認できますね。 (ピントが違うところに合っていますが)専用のホットチョコレートのポットからサービングしてくれます。
このポットの特徴は、持ち手部分が細長い木製の棒になっている事、ポットの蓋部分から中に差し込んだ木の押し棒が付いている事。押し棒を使って、温めたミルクの中に溶かしこんだチョコレートが沈殿したり、ドロドロしすぎないようにかき混ぜたり、最後の1滴まで残さないように掻きだしたりして…使います。
考えてみれば、私はこのポットが紹介したかったのかもしれません。
たまにしか口にしない濃厚なホットチョコレート。"たまに"だから美味しいのでした。
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以上、まだネタは広げようと思えばまだあるけれど、「ロシア特集は」これにて一旦終了です。
殆ど無色透明にちかい樹液であることは写真を見て分かるかと思いますが、味わいも 見た目に違わずまろやかでクセのない優しいものです。水よりもわずかにとろみがある液質で、樹液由来の自然の甘みが感じられます。甘い清涼飲料などは沢山飲むと嫌になるものですが、これは「白樺の樹液のみ」なので飽きがこない、人口飲料が苦手な人にもきっと受け入れられる味です。
常温で飲んでも、冷やして飲んでも、お酒(ロシアではウォッカ)のお供として人気の飲み物。実際、ロシアのスーパーでこれを求めて探し回っていた時には、「ウォッカ売り場を探してみなさい」と英語の達者なビジネスマンに教えてもらいました。そうしたら、本当にそこにありましたよ!
ベラルーシ料理屋さんで口にしてからこの味の虜になってしまったので、ぜひとも我が家でも常備しておきたいのですが(体調の悪い時にもぜひ飲みたい)、あまり日本では売っているところは多くなさそうです。白樺の多い北海道のメーカーで販売しているところがあるようなので、一度取り寄せてみようかな…と思案中です。
私の味覚では飲料として飲むにはちょっと甘すぎるので、ペットボトル1本飲むのはおろか、コップ1杯飲み干すだけで大変でした。でも、飲み慣れたロシア人にとっては、ゴクゴク飲むもの。ご飯時にも一緒に飲んだりするのね。「食事時にコーラをお供に」も受け入れられない私には到底マネ出来ない話です。
このポットの特徴は、持ち手部分が細長い木製の棒になっている事、ポットの蓋部分から中に差し込んだ木の押し棒が付いている事。押し棒を使って、温めたミルクの中に溶かしこんだチョコレートが沈殿したり、ドロドロしすぎないようにかき混ぜたり、最後の1滴まで残さないように掻きだしたりして…使います。
考えてみれば、私はこのポットが紹介したかったのかもしれません。
たまにしか口にしない濃厚なホットチョコレート。"たまに"だから美味しいのでした。
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以上、まだネタは広げようと思えばまだあるけれど、「ロシア特集は」これにて一旦終了です。
by hanatomo31
| 2012-10-11 11:57
| ロシアRussia