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妖しげ? チャーイハーネ

残っているイランネタ、ざざーっとさらっていかねば。「Chaykhune / チャーイハーネ (チャイハネ)」と呼ばれる、テヘランの昔ながらのスタイルを今に伝える喫茶店の様子。
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私が行ったお店は地下にあるお店。味のあるタイル画や、凝った装飾タイルの貼られた階段をトコトコ降りていく。観音開きの扉の向こうに広がる世界は…
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こんな風に妖しく広がっています。いえいえ、チャーイハーネは決していかがわしいところではありません。でも、この窓のない薄暗い、洞窟っぽい店内に沢山の男性、そして水タバコを口にした人々が醸し出すムードはどことなく…アヘン窟!! きゃー。(注:19世紀のアヘンの売買/吸引をするための密かな場所のこと)

写真には映っていないけれど、奥の方には日本でいうところのお座敷っぽい、靴を脱いで寝そべったりできるスペースもあって、そこでまったりとチャイを飲みながら、時々水タバコをアヘンよろしく プカリ…なんてやるとそれはもう、退廃的で19世紀な気分に浸れるかも?!

本当はせっかくだから、お座敷席に座りたいなぁ…と願っていたけれど、くつろげるからなのか、若干隔離された風の席が落ち着くのか地元の人にも人気で空きはありませんでした。残念!
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一見すると男性ばっかりの空間のようですが、実は女性客もいます。女子グループはこの時はたまたま見かけなかったけれど、男女のカップルがデートに来ている場所ではあるみたい。(夕食時からだったからというのもあるかな) もしくは、男性グループなど。大人数で集団行動する若い男性が目につきました。

水タバコを喫して、お茶を飲むのだから「喫茶店」という言い方は、ある意味合っているのかもしれないけれど(喫茶店とは本来、"茶を喫するところ"なので意味は違うが)、日本でいうところの喫茶店とはニュアンスが違います。とはいうものの、日本でも「喫茶店」と呼ばれるようなところ、例えば「ルノアール」をその代表とするならば、みんなタバコ吸って、コーヒー飲んでいるから…あれれ、実は同じことなのかしら? (←もっといい説明が浮かんだら書きなおします)

でも…デートではあんまり選ばないよね。
by hanatomo31 | 2012-02-04 02:25 | イランIran

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ