中東で悩んだ、着るもの選び その1

イスラム圏の国を旅するのはイランが初めてではないのですが、これまで訪問したトルコ、モロッコ、エジプトは外国からの観光客の多い国。異教徒の私が極端に変な格好でもしていない限り、問題になる心配はありませんでした。だから、なにを着るか悩んだ覚えもありません。

がしかし、今回の訪問先はU.A.E.とイラン。どっちも中東のど真ん中に位置する国。前出の国とは状況は違うのかなぁ…と、よく知らないだけに「もやっ」と不安に。…調べた結果、U.A.E.は外国人も多いので、外国人で異教徒ならあまりうるさいことは言われないそう。実際、ドバイに降り立ってみたらありとあらゆるタイプの女性がいました。
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「عباءة / Abaya / アバヤ」と呼ばれる、全身をすっぽり覆い、目元だけにスリットが入って視界が確保されるマントのようなかぶり物を身にまとった女性もいれば(写真の彫刻では、右)
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アバヤを身に付けてはいるんだけど、頭にかぶる「حجاب / Hijab / ヒジャーブ(ベール)」は華やかな装飾入りの女性も。こういうファミリーにおいては、小さな女の子は西洋人と変わらないミニスカワンピースなどを身に付けていたりしますが、小学校に上がる年齢ぐらいになるとお母さんと同じようなヒジャーブをまとうケースが多いみたい。

そういや、この写真でいい具合にグラデーションになっていますね。左の末娘は、ノースリーブの西洋風ワンピース。お姉ちゃんはピンクのチェックのシャツに(写真では見えないけれど) ロングスカートを、お母さんは黒いアバヤに黒いヒジャーブ…という風に。(しかし、中東の女性はとにかく写真にうつさないように気を使ったので、偶然フレームに入り込んだ写真しかないので説明用の素材探しに苦労します…)

また、ドバイにはマレー系の女性も多く働いていますから、「マレー式イスラムファッション」の女性にも出会う訳です。
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マレー系女子の適当な写真がなかったのですが、概して彼女たちはカラフルな色合いのヒジャーブを被っていました。いろんなタイプの人がいましたが、この写真のマネキンのようにストレッチ素材のぴちーっと頭にフィットするタイプを好む傾向があったみたい。服装は全般的にカラフル。

そうかと言えば、ドバイにはインド系も多いので、サリーを着用の女性もいたし、「Punjabi suits / パンジャビスーツ」という、チュニック+モンペパンツの女性も多数。これもまた暑い気候仕様だから、ドバイ暮らしには合っているのかもしれません。

それに、西洋人+東洋人も沢山そこかしこにいますから彼らは自国にいる時と変わらぬスタイルを貫いている人が多いかな。「キャミソール+ホットパンツ+ビーチサンダル」などという、イスラム圏に喧嘩を売っているのかしら? と首をかしげるような服装の人も散見しました。高級ホテルにいけば、背中のぱっくり開いたサンドレス姿のマダムも居るしねぇ…。

そして、悩んだ結果私はと言えば…以下の3パターンの服装で過ごしました。
 ①フィット感少なめのTシャツ+サルエルスタイルのカラダの線が出ないジーンズ (観光用)
 ②ゆったりとして体のラインの出ないマリメッコのワンピース+レギンス (観光用)
 ③胸元のあきがほぼゼロのワンピース+タイツ (夜のディナー用)

とりあえず、うっかり人に迷惑をかけている感じもしなかったし、自分の普段着ている服で過ごす事が出来たので、結果OKだったかな。変な格好で肩身の狭い思いをするのは嫌だもん。

でも、イランではと言うと…また違う国なので、再び悩んだのでした。つづく。
by hanatomo31 | 2012-01-13 21:54 | アラブ首長国連邦U.A.E.

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


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