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Julie & Julia

とっても面白い映画を観た。
以前、monaさんのブログで知ってからずーっと観たいと思っていた「Julie & Julia」
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(写真は公式サイトよりダウンロードできます。)
1950年代にパリのコルドンブルーで本場のフレンチを学び、アメリカ人向けの料理本を著し、その後アメリカの料理界のカリスマとなった、料理研究家「ジュリア・チャイルド=メリル・ストリープ」と、現代のアメリカに暮らす料理好きの会社員「ジュリー=エイミー・アダムス」のお話です。

時代的にほとんど重なることのない2人ですが、ある時、ジュリーが「ジュリアの料理本に載っている全524ものレシピを1年間で全て自宅で再現し、その様子をブログに記録していくことを決意する」ことで絡みが生まれます。誰も読者がいないのではと思っていたジュリーのブログは、やがてものすごい反響を呼び…といった感じの展開。
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(写真は公式サイトよりダウンロードできます。)
出演キャストはもちろん、「美味しそうな食べ物満載の映画!!」というところにいたく惹かれた私。しかも、ジュリーはブログをやっている人。ブログをやっている私としては、こういう部分も興味があります。「アメリカの料理好き&食いしん坊の人のブログってどんなのかな?」って。

で…映画を観て「やっぱり!!」と思ったのは、ジュリーのブログは「レシピ本に従って順にお料理を作ってその様子をレポートする」という内容であるにも関わらず、ブログは基本的にテキストのみで、写真がない(!!)のです。本当のジュリーのブログもそうだし、映画でのブログ画面はいつも文字だけだったし、実際、料理を作っている最中、もしくは出来上がりの写真を撮っている様子が1度も描かれていないんだもの!!

これって、映画の舞台となった時代背景(2002年時点でのデジカメ普及率) ということを差し引いても、日本のブログだとちょっと考えにくいかなぁという気もします。食べ物ブログなのに、写真がないなんて!!
最近会った西洋人(欧州) にも、「日本人ってビジュアル(視覚) 優位なんだってね?」と言われたばかり。

それほど沢山 欧米のブログを見ているわけではないし、例外もあるし、時代と共に変わるものだから言い切れることじゃないけれど、日本のブログに比べて欧米のブログは圧倒的に文字優位な気がします。ホント、字だらけ。一方、日本のは写真や絵文字、フォントの大小等々を使って、ビジュアルに訴えかけ、メリハリを利かせたものが多いと思うし、そういうのでなければ読んでくれない人も多そう。

映画のストーリーの面白さ、俳優の演技力ということの他に興味深いと感じた点です。
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(写真は公式サイトよりダウンロードできます。)
ところで、この映画は監督/脚本を「Nora Ephron」が手掛けたもの。この人の映画って、女性受けする感じのスィートなラブ・コメディタッチのものが多く、何気に私は沢山彼女の映画を観ています。(Sleepless in Seattle (めぐり逢えたら) / You've got mail (ユー・ガット・メール) / Bewitched (奥さまは魔女) など…)

なかでも、長らく私の大好きな映画No.1の座を守り続けた「When Harry met Sally... / 恋人たちの予感 (1989年)」は最高。
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主演は「Meg RyanとBilly Crystal」。(たぶん) この映画でのヒットを受けて、メグ・ライアンは「ラブコメの女王」のイメージを確立したのではないかな。彼女の主演映画は多数見ているけれど、When Harry met Sally...に勝るものはないと私は思っています。
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(写真はWikipediaより)
この映画のファンとしては1番の見どころはやっぱり、ダイナーでのちょっとエッチなシーン。(↑↑写真からは伺いしれないでしょ?) メグ・ライアンの演技が冴えています。観たことのある人も多いと思うけれど、まだの人はぜひ。
挿入曲に使われているHarry Connick Jr.の歌声にも当時うっとりしていたっけ…。
by hanatomo31 | 2010-01-23 00:05 | その他地域Others

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ