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ぱらちんた!!

ハンガリーのパティスリーがあるというので、お茶をしました。「Gerbeaud / ジェルボー」という、ブタペストにある歴史の長い名店です。
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生菓子が並んだショーケース。真ん中の段に並んでいるのが、伝統的ハンガリー菓子です。一番下の段にあるものは、東京のお客さんを意識して特別に作られたケーキ。(「ヤーパン=日本」という名のショートケーキもあります。) お客さんの注文している様子を見ると、日本向けケーキが結構よく出ています。ちゃんと、日本の消費者嗜好を研究したのですね。
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だけど、せっかくハンガリーのパティスリーに来たのだから、伝統的なケーキを頂くことにしましょ♪
例えば…上記写真で右の方に写っているのは、「Gerbeaud Szelet / ジェルボーセレート」。お店の名前と同じ、ジェルボー。ジェルボーで考案されたこのケーキは、くるみのペーストと、アプリコットジャムを交互に挟んだもの。今ではハンガリーの代表的なケーキとなっています。私のお目当てもコレ。

お店には席数は少ないけれどカフェスペースもあるので、お茶とともに頂くことに。
迷った結果、「伝統のケーキ3種盛り」。これなら、間違いないでしょ。
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左から反時計回りに「Esterhazy Torta / エステルハージートルタ」。くるみとバニラクリームが生地に交互に挟まったもの。真ん中が、「Dobos Torta / ドボシュトルタ」。艶々で、カリッカリのカラメルプレートがケーキの上に載っています。こちらはチョコクリームとスポンジ生地が層になっています。そして、いちばん右が「Ichler / イシュレール」。チョコレートベースの生地の間にサクランボのジャムが何層にも塗られています。

色々少しずつ食べられて満足です。でも、「あれっ?」と気付いた。「肝心のジェルボーがないじゃん!!」 おおお、なんということ!! お店の看板商品だけが入っていないなんてー。これには愕然としちゃったよ。ジェルボーは単品で頼まないと食べられないみたいです。教訓: メニューをちゃんと確認してから注文しよう!!

さらにもう1つ、お目当てだったものがこちら。
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「Palacsinta / パラチンタ」。パラチンタ、ぱらちんた。おまじないの呪文のような、音が面白くて好き。ハンガリー風クレープのことです。以前、ハンガリーを旅した際に食べた印象深い食べ物の1つ。デザートのようにして食べたり、お肉など一緒におかずとして食べたり、食べ方は様々。

ここのお店では、オレンジ風味のくるみのペーストをクレープ生地で包み、バニラアイスクリームを添えて、温かいチョコレートソース、そしてカラメルを絡めたナッツが散らしてあります。なんだか、説明を聞くだけで美味しそうではありませんか!! 実際、美味しいですよ。くるみのペーストは少しだけマジパンに似ているのだけど、やはりナッツの種類が違うから香りが違います。

パラチンタは店内でしか食べることができないので、時間が許すなら座ってゆっくりしていくのがお勧めです。

次回は、絶対にジェルボー食べなくっちゃなー。

Gerbeaud 東京本店
 住所: 渋谷区神宮前5-51-6 テラアシオス青山 1F
 電話: 03-3499-0099
 営業: 11:00‐20:00 定休日 なし
by hanatomo31 | 2009-12-15 00:37 | ハンガリーHungary

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ