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スウェーデンご飯 その1

本日も熱心にスウェーデンについて研究しています。
研究の成果として、簡単なスウェーデン料理を今日のメニューに採用しました。
「Biff à la Lindström (牛のLindström風)」
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ロシア風に味付けしたハンバーグのことです。
新鮮な牛のひき肉に、ビーツ(←ここがロシア風)、玉ねぎ、ケッパー、卵黄、そして塩コショウで味付けし、焼いたお料理です。ね、簡単でしょ。こんなに簡単なのに、新鮮なお肉が買えるお店をまだ知らないので、今日は出来合いのパティを買ってきて焼いただけ。(笑) ビーツ(赤い甜菜/サトウダイコンのこと) さえ手に入れれば、日本でも作れます。
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上記写真は焼く前のパティ。お肉が赤身であることに加え、ビーツが入っているので一層赤さが増しています。それを知らないと一瞬ぎょっとするかも。フライパンで焼いた後も、赤紫っぽい色は残ります。「焼き加減はレアが良い」のだと料理の本には書いていありました。だから、やっぱり信用できるお店で買った、新鮮なひき肉が必要ですね。

料理名にもなっている「Lindström」は このお料理を広めた、ロシアのサンクトペテルスブルグで生まれ育った スウェーデン人料理人「Henrik Lindström」氏にちなんでいます。

1862年、スウェーデンの南東の町Kalmarにある老舗のホテル「Witt」で、氏がロシアで食べ親しんでいたこの料理を披露したところ大評判。以来、当ホテルの名物料理になり、スウェーデン中に広まったのだとか。

ちなみに、茹でビーツはこんな見た目です。
スウェーデンご飯 その1_b0111820_356556.jpg
赤い色素が強烈に強くて、煮汁も真っ赤。どんな色の食材も、ビーツの赤さには勝てません。混ぜるとすべてビーツ色。ボルシチの赤さ&甘さの元になる野菜です。
スウェーデンでは、生のビーツを売っているのをみます。
by hanatomo31 | 2008-09-18 21:57 | スウェーデンSweden

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ