世界遺産、スタリ・モストの飛び込みお兄さん

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突然ですが、また何事もなかったかのようにクロアチアの旅の記録の続きです

ドゥブロブニクから少し無理をすれば、ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルまで日帰りドライブの旅をすることも可能です。この日は天気も悪かったので、一日中部屋でボーっとするのももったいないのでドライブに出ることに。

到着したのは世界遺産のある「Mostar / モスタル」、ボスニア最大の都市。お目当てはこの「Stari Most / 古い橋」のある旧市街。きれいなシルエットの橋が川の上にあるのが見えるでしょうか。全長30m、高さ24m。すごく大きいわけでもないけれど、高さのある見た目も美しい、印象的な橋です。

この橋を中心とした旧市街のエリアが世界文化遺産に登録されているわけですが、ボスニアを象徴する有名な橋です。

まずはその歴史の古さ、オスマン帝国統治時代の1557年頃には石造りのこの橋が完成したと言われています。さらには橋の建設にかかわる技術。詳しい資料がないために不明なことが多いようですが、その当時の技術としては最高峰だったそう。

そして、その造形の美しさ。真ん中のアーチは半円を描いていますが、上の橋部分は中央にいくにつれ角度が急になる(ように感じる?)独特のシルエット。
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角度が急なうえにつるつるの石だから、雨の日に歩こうものなら転びそうでドキドキしてしまいます。滑り止めに石が設置されていますが、それでも恐る恐る…。

そしてね、記憶にある方も多いと思うけれど、1992-1995年にはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争がありました。激しい戦いの様子をニュース映像で見た方もいたと思います。私は当時中学生。しっかり覚えています。その当時、この橋はボスニア、イスラム文化の象徴的な存在であったことから、ターゲットにされクロアチア勢力に破壊されました。

終結後再建が開始され2004年に完成し、現在に至るというわけです。(その再建中に謎だといわれている初代スタリ・モストの建設技術などは解明されなかったのでしょうかね?)
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橋の写真を撮ろうとしていたら、あれあれなんだかみんなこっち方面に注目しているよう。なんだろうね?と、私も目をやれば…。橋の欄干に人がいる!もしや、飛び込み自殺を図ろうとしている??みんな野次馬してないで止めたら…?!
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と思えば、ウェットスーツを着た人でした。あらあら、なになに?やっぱり水に飛び込むのね?

そう思ってみているうちに、ふと思い出した。この橋から川に飛び込むお祭りどこかで見たことあるよ!

そうでした、詳細はあまり覚えていなかったけれど、モスタルではこの橋での飛び込み競技を毎年夏に開催しているのでした。きっと私が見たのも「橋が再建されて伝統の競技が復活!」なんていうニュースだったのではないかな。
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ところで、このお兄さん。待っててもなかなか飛び込まないんですよ。観光振興のために季節外れでもやってくれているようなんですが、やっぱりチップが弾まないとやる気が出ないのかもしれません。(なにせこの日は雨のため気温は10度ぐらい)

散々焦らした後に ようやく飛び込みの態勢に入り…
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ドボーン!! あっという間に終わってしまいました。
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本当なら川向うから飛び込む姿を捉えたかったけれど、次にいつ飛んでくれるかはわからないから、季節はずれのこの時期にこれだけ見られただけでもラッキーということ。
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さっきのお兄さんはダイビンググループに属するプロの飛び込み士さんでした。夏場の8月には毎年大規模な飛込競技が開催されるようなので、夏にボスニアを旅する方はここがハイライトになるのでしょう。
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短時間でのボスニア訪問の旅、もう1つの記事に続きます…。

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by hanatomo31 | 2017-03-03 17:30 | ボスニアBosniaHerzegovin | Trackback | Comments(0)

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