カチコチの茶色いお豆の正体

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今日はまたクロアチアの話題に舞い戻ります。
写真にある この不思議なもの、クロアチアのスーパーマーケットで見つけて買って帰りました。なんだか知っている人はいますか?
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接近してみてみるとこんな感じ。カラッカラに乾いたお豆です。立派なモロッコいんげんの大きさぐらいかな。でも、乾燥する前はもっと大きかったでしょう。シナモンのような茶色をしています。

分かる人はかなり少ないでしょうから、ここで答えを。「Rogač / Carob / イナゴマメ / キャロブ」が名前。一番最初の「ロガッチ」はクロアチア語で、同名の町も存在します。(クロアチアにおける産地なのかもしれません)
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スーパーマーケットで見つけたときはすでにこの状態で、豆やトウモロコシなどの量り売りの乾物穀類といっしょにがさっと置かれていました。だから、これは調理に使うものなのかな?と思ったのですが、そうだとしても使い道が全く見当もつかず。同じく豆っぽい見た目の「タマリンド」に似ているものなのだろうか?

そこへ通りがかった40-50歳の男性をつかまえて聞いてみました。
「ねぇ、これってなぁに?」
「コレ?んー、おやつ。ヘルシースナックだね。」
「スナック?????全く訳が分からん」
「このままサヤごとかじればいいんだよ。甘くておいしいよ」
「!!!予想外!!!」

食べ方も分かったし、乾物だから持ち帰りの心配も必要なし、適当にいくらか掴んで買って帰りましょ。というわけで、買って帰ったのが冒頭の写真の分量。
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サヤごと全部が可食部。食べてみるとわかるのですが、自然由来のほわーっと柔らかな甘みのあるスナックでした。少し風味の弱いシナモンのような香りで、硬さは…八つ橋(硬い方ね)ぐらいかな。味わいも硬さも、そうね…堅焼きの八つ橋に似ているかもしれません。甘さはもうちょっと控えめです。

これがおやつだと言って親に出されたら、現代の子どもだったらよほどお腹がすいていない限り「もっと違うのがいい~!」って嫌がるかもしれないけれど、健康志向の大人だったらおやつで通用するかもしれない。かなり硬いので沢山は食べられないし、時々中に噛めないぐらい硬いお豆がいるから、歯にも注意が必要ですが。

調べてみると、キャロブはココアやコーヒーの代用品として、地中海沿岸の地域では食べられてきたものだそう。こうして乾燥させたものをボリボリかじるほかには、粉末にして使います。確かに、粉末ならばたくさんお菓子の生地に練りこんだりもできるし、自然の甘味があるので飲み物として楽しむ人がいるのも納得です。鉄分やカルシウム、食物繊維が豊富で、サヤに含まれる成分ビニトールには血糖値改善作用もあるとか。まさに大人の向けのおやつというわけ。

クロアチアの子どもたちがどの程度これを日常的に口にしているのかわからないけれど、スーパーマーケットでごく当たり前のように買えるものであることは確かなようです。

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by hanatomo31 | 2016-11-22 15:25 | クロアチアCroatia | Trackback | Comments(0)

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