アドリア海の恵み2

クロアチアの食事、今日は「メインディッシュ編」と「デザート編」。どんどん続けていきましょう。

<Busara>
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「Busara / ブザラ」とは、海老や貝類を白ワイン、ニンニクなどの香味野菜、そしてとろみ付けのパン粉と一緒にさっと軽く蒸し煮したもの。この写真にもあるのは、トマト風味の「škampi / Skampi / 手長海老」のブザラ。ほかにも、「Dagnja / Mussels / ムール貝」を使ったものも人気です。
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主役の手長海老は当然ですが、このパン粉でとろみ感がアップしたソース(スープ)は残すべからず!というよりも、誰しもソースにパンを浸して、スプーンですくって、最後まで食べたくなるはず。

<Brodet>
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先日の記事で書いたものがまさに「Brodet / Brodetto / Fish Stew / 魚のオーブン煮込み (ブロデット)」

私は帰宅してから気づいたのだけど、このブロデットには「Neretva Valley / Eel and frog stew / うなぎとカエルのブロデット」という名物もあったみたい。トマト味ベースで、じっくり濃厚なソースになるまで煮詰めてから頂くもののようです。

うなぎとカエル。この2つの食材がコンビを組むことがあるとは想像もしなかった。それだけに食べてみたい味です。次回への宿題だね!

<魚介のグリル>
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「Grilled seafood / 魚介のグリル」。これもあちこちで食べました。
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シンプルで飽きが来ないし、魚が新鮮ならばそれだけでいい。ブロデットのように調理時間を費やすのがしんどい(小1時間程度かかる)ランチ時や、とにかく腹ペコなディナーには焼きものが早くていいよね!

Rižot
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子どもの食べそうなもの…と、時には気を使って「Rižot / Rizotto / リゾット」を注文することも。これは海老のリゾット。
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Rižot od Liganja tinte / イカスミのリゾット」は黒くて 案の定、娘はその見た目に警戒心を露にしていましたが、ハナトモの子どもなんだから嫌とは言わせないよ~。ゴハンの中にゴロゴロと肉厚のイカが存在感たっぷり。
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<Blitva>
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クロアチアでかなり定番の付け合わせといえば「Blitva / Boiled Swiss Chard / スイスチャードのお浸し」
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お浸しと書いては見たものの、日本のお浸しとは全く別のもの。まず、ジャガイモ入りなところが大違い。皮をむいて小さめに切ったジャガイモを茹で、その茹でている最中に同じお鍋でスイスチャードも茹でてしまいます。

ジャガイモが煮崩れないぎりぎり、柔らかめの加減でスイスチャードと共に水から上げ、適当な大きさにカットし、塩、コショウ、おろしニンニク少々、たっぷりのオリーブオイルを回しかけて出来上がり。

作り手によってジャガイモの配合が多めだったり、少なめだったり。ただ、概して共通しているのは少し水っぽい仕上がり。「水っぽい」と書くと悪いようですが、そうではなくて、クタクタのスイスチャードは食べやすくてクセになる味。ジャガイモを一緒に茹でるとは思いつきもしない新しい調理法&食べ方でした。1度食べて以来虜になってしまって、しょっちゅう野菜補給を兼ねて注文していました。

この美味しさを帰宅後思い出して家族に「あれ、美味しかったよねぇ…」と同意を求めたものの、なんだか反応が薄かった。どうしてなんだろうと思い返してみたら、あまりの美味しさに私ったら 独り占めしていて、家族の口にはほとんど入っていなかった模様。ゆえに、記憶も薄い訳ですね。ごめんなさい。お詫びに、我が家でもこれは作りますよ。

<Pašticada>
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連日、魚介続きの食事だったけれども、時には肉料理もありました。Split、Dubrovnikなどが位置する「Dalmatia / ダルマチア地方」の家庭料理の1つ「Pašticada / パスティカーダ」。赤ワイン、トマト、ダルマチア名産のイチジクなどフルーツを使ってじっくり煮込んだ牛肉料理です。ホロホロにほぐれるぐらいゆっくりと長い時間かけて火を入れてあります。付け合わせは写真にあるような、(イモの)ニョッキや、茹でたジャガイモ。ほの甘いソースが特徴です。

<デザート編>
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ドゥブロブニクの伝統的なデザートの1つ「Rožata / ロジャータ」は、見ての通り「焼きプリン」!日本の人もみんな大好きよね。
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この餃子のような形をしたペイストリーは「Rafiole / Ravioli / ラフィオール」。クロアチアでの名称はやっぱりその形から「ラビオリ」。皆考えることは同じ。
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なかの餡は、アーモンドペースト、くるみ、オレンジゼスト、チョコレートのベースにナツメグ、ラム酒、それから「Maraschino / マラスキーノ」と呼ばれるサクランボの種を使ったリキュールで香りづけをしたもの。大ぶりの餃子1個程度のものを1つ食べると、ずっしりとした食べ応え。ブラックのコーヒーとゆっくり味わうとかなり満足できそうです。


外で頂いたものはおおよそこんな感じ。(朝食は毎食宿泊先だったアパートのキッチンで、調達してきた地元食材を食べていました。) 毎食たらふく食べていたのにも関わらず、この旅ではなぜか太ることなく家に帰りました。なんという奇跡!

魚介類中心の食事は、肉中心よりも軽いからでしょうか?階段の上り下り含め、街歩きをいっぱいしたからでしょうか?私の分析では、魚料理のポーションの巨大さゆえ、まずは魚を優先的に食べなくてはとパンなど炭水化物をほとんど口にしなかったのが良かったのでは?と。それに、デザートを食べるお腹の余裕も残っていなかったし。

沢山食べて、美味しかったのに太らなかったなんて、本当に最高!このことでクロアチアの旅がよりよい思い出になったのは言うまでもありません。だって、私の欲しいものは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」なんだもの。


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by hanatomo31 | 2016-11-08 16:26 | クロアチアCroatia | Trackback | Comments(0)

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ