Mina Samlingar (別名義ブログ)で投稿した記事の再掲載です。<スウェーデンのキッチン1-タンザニアMIXスタイル 2010年9月2日投稿>2010年の夏は単身でスウェーデンに滞在し、多くの友達のお宅訪問をさせてもらい様々なキッチンを見てきました。撮りためた写真もあるので「スウェーデンのキッチン」というシリーズで紹介していました。まず最初は、ストックホルムから車で1時間ほどの郊外にあるお宅から。平屋の1戸建てに住んでいます。
現在3人で暮らしている家族のダイニングキッチンの様子。窓辺に小さめのダイニングテーブルがセットされています。窓1つ1つに小さなペンダントライトが下がっているのはスウェーデンスタイル。冬場には窓から外に見えるように小さな明かりを灯す家が多いのです。
窓には日除けのスクリーンと、カーテンとしてピンク色のバラの花柄のアフリカの布「Kanga / カンガ」を使っているのがちょっと特別。というのも、こちらのファミリーはタンザニア(妻)とスウェーデン(夫)の国際結婚カップルなのです。家の中はスウェーデンをベースに、アクセントにさりげなくタンザニアをあしらったミックススタイルになりました。でも、遠目にはこのKangaのカーテンもヨーロッパ製の布に見えますね。部屋の構造がスウェーデンだからかな?
左手にある棚は、上段にはグラスや食器などが収められていますが、真中の段には夫人が集めたファブリックが色々仕舞ってあります。時間があったら中を見せて欲しいかも?などと思ったりもしますが、久しぶりに会って他に話したいこと、やりたいことがあってお願いする余裕はありませんでした。夫婦そろってお昼ごはんの支度。白のシンプルなシステムキッチンは、スウェーデンの家庭でよく目にするとてもスタンダードなスタイル。写真にはありませんが、2人の左側には同じぐらいの大きさのシステムキッチンが続いており、そちらには冷蔵庫があります。ちなみに、夫人が来ているのはKangaを使ったワンピース。「真冬でも家に帰って、Kangaに着替えるとホッとするのよ!」とのこと。この日のメニューはスウェーデンスタイル。「ポテトグラタン」「ポークのオーブン煮込み」「温野菜のサラダ」に赤ワイン付き♪ 大きなキャセロールのポテトグラタンはきっと食べ切れずに残るだろう…という私の予想を裏切り、4人ですっかり食べ切ってしまいました!! 美味しかったから、あたりまえなのかな?
坊やも父さんもせっせとお手伝いをする、活気のある温かいキッチン。
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2016年現在、当時は10歳で一緒に食卓を囲んだ次男坊も今では16歳。立派な高校生になりました。大きくなった姿はまだ見ていませんが、今もお母さんのお手伝いをする優しい男の子であって欲しいな。そして私は、あの柔らかくって美味しかったポークがまた食べたいなぁ…なんて思っていたりします。ご馳走様でした!
友達の扱うタンザニアのKangaは今でも時折、我が家のテーブルクロスとして活躍しています。
Kanga他、タンザニア製品を販売する実店舗はスウェーデンのダーラナですが、ウェブショップもあります。
Watatu