Glad Midsommar! おめでた続きのスウェーデン王室
2015年 06月 19日
もう今年も夏至の季節。シンガポールは常夏なだけでなく、昼夜の長さも1年を通してあまり変化しないので夏至か冬至か意識することもありませんが、スウェーデン好きな私としてはやっぱり「Midsommar / 夏至祭」は向こうの動向が気になります。(写真はKungahuset.seより、Foto: Claudio Bresciani/TT)
(写真はKungahuset.seより、Foto: Mattias Edwall)
過ごしやすい初夏の季節を意識してのことだと思いますが、スウェーデン王室では6月13日に「Prins Carl Philip Edmund Bertil / カール・フィリップ王子」の結婚式が行われました。(きちんと夏至祭の週をはずすのもポイントよね) お相手は「Princessan Sofia Kristina / ソフィア妃」、スウェーデンの一般家庭出身です。
カール・フィリップ王子は「世界のイケメン王子」特集などでは必ず筆頭に名前の挙がる美形と評判の王子でしたから、がっかりしたファンも多かったことでしょう。でも、王子ですからいつかは結婚しますからねぇ。そこは一般人とは違うところです。私はカール・フィリップ王子はそれほど興味はないのですが、ソフィアがあまりに美しいのでうっとり。美しいプリンセスとしてこれまた有名な、妹マデレーン王女よりも好みです。…と思ったけど…案外似ている、この義姉妹。(マデレーンの写真は記事の下方にあります。)
王室の公式Facebookで式の模様などの情報が逐一アップされるので私もチラチラとみていたのですが、気になったのはこの美しい装飾。
王室一家が着席したテーブルの家路は窓1つ分が全面生花で埋めつくされているのですよ!とてもモダンで華やかで素晴らしい。マネしたくてもその機会もなかなかないわけですが、もしいつかなにかこんな装飾をする機会があったら(もしかして娘の結婚式?)、ぜひ参考にしたいと心に決めました。
他に興味深かったのは…ヴィクトリア王女の衣装。なんとね、こちらは「H&M」のものでした。一応「Exclusive Conscious-kollektion」ということで、通常お店に出回っているラインのものとは違うようだけど…。王室では自国のデザイナー/ブランドのモノを身に着けるのはよくあることだけれども、花嫁ではないとはいえ結婚式に参列する衣装までもとは、正直驚きです。数あるスウェーデンブランドの中からH&Mを選ぶあたりが、庶民派王室としてのヴィクトリアのメッセージなのかな。
それからそれから…4日後には
マデレーン王女の第二子「Prins Nicolas Paul Gustaf / ニコラス王子」が誕生!まさにおめでた続きのスウェーデン王室なのでした。
王子の誕生タイミングを考えると、結婚式に参列したマデレーンは本当に出産間近だったというわけです。もちろん万全のサポート体制があったのでしょうから問題もなかったと思うけれど、すごいタイミングです。
それでは、Glad Midsommar!
by hanatomo31
| 2015-06-19 14:08
| スウェーデンSweden