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マコモダケ

お布団での2度寝が気持ちいい季節になりました。今に布団から出るのが辛い季節がやってくると思うと…このままの気候がずっと続いてくれたらいいのに…と願う毎日です。
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最近は初めて「マコモダケ (真菰筍)」を買って食べてみました。中華料理などで炒めモノに入っているのが好きで、見つけると注文して食べていたのですが、自分で実際にマコモダケを買うのはこれが初めて。
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ぱっとした見た目は短めのネギのよう。持ってみると、ネギよりももう少しずしっと中が詰まっているような感覚です。「マコモダケ」という音感から「キノコのようなモノ」を想像していただけに、このルックスは意表を突くものでした。

Wikipediaによればマコモダケはイネ科の植物で、一般に食されているシャコシャコの食感の部分は、新芽の部分に黒穂菌という菌が寄生して肥大化したものなのだそう。分かったような分からないような…。残念ながら、実物を見てもあまり腑に落ちた気分にはなりませんでした。

マコモダケの新芽の部分以外にも、種子となる部分は「ワイルドライス」として食されます。やはりイネの一種なのですね。これには納得がいきました。

さて、食べ方ですが「新鮮なものは生食」がお勧め。もしくは「炒めもの、天ぷらなどの料理が相性が良い」とのこと。中華料理でこれまで食べてきたのも炒めものでした。イカやエビなどとも好相性ですし、お肉や他の野菜と共に炒めても旨し。油と一緒になるとうま味が増す食材のようです。

となれば、油メインで調理してみますか。
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一人ご飯じゃない時を見計らって「マコモダケの天ぷら」にして、たっぷりと味わいました。いつも通り、私の天ぷらは衣にあらかじめ軽く塩味をつけてあるので、天つゆはなしで、揚げたてのカリッとしたのをそのまま口に放り込むスタイルです。調子に乗ってたくさん揚げてしまったけれど、2人で夢中で食べて、あっという間になくなってしまいました。

もう1度楽しみたいと思って買い求めたお店でチェックをしてみましたが、夏から秋にかけてが旬のマコモダケ 既に店先からは姿を消してしまっていました。また来年を楽しみに待つことにします。
by hanatomo31 | 2012-11-12 15:20 | 日本Japan

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ