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君はミラクルを体験してみたいか?

なにやら大袈裟なタイトルを付けてしまいました。だけどね、私の体験にしたことによると、これはね、確実にミラクルなんですよ!
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ミラクルの源はコレ、私の手にある茶色の実。若干しなびちゃっているけれど「Miracle Fruit / Miraculous Berry / ミラクルフルーツ」という、そのままズバリ ど真ん中をついたお名前。西アフリカ原産の実なんだそうです。

試したことは無くても、ミラクルフルーツについてどこかで聞いたことがあるという人はいるかもしれません。私もその1人で、チャンスあらば…と狙っていた食べ物の1つでした。それをね、先日 輸入食材を扱うスーパーの見切り品コーナーにひっそりと売られていたのを発見してしまいました!

ミラクルフルーツが1粒380円の30%OFF(つまり…今、電卓をはじいたところ266円也)…それって安いんだか、高いんだか…?! でも、こんな機会でもなければ試すことは無いでしょうから、迷わずカゴにポン♪ だって、本当に次にいつ出会うか分からないじゃない。一期一会って言うんですよ、これは。

ミラクルフルーツのミラクルなところは、
ミラクルフルーツの実自体は甘くないが、数本の炭化水素鎖を持つ特殊な糖タンパク質であるミラクリンを含んでいる。この実を食べる(その際、果肉を舌にこすりつける様にするとよい)と、ミラクリン分子が舌の味蕾に結合し、次に食べた苦味や酸味のある食べ物(レモンやライムなど)および薬剤を甘く感じさせる。この効果は30分から2時間程度持続する。ミラクリン自体は甘味料ではなく、感じる甘味は後続の食べ物に左右される。(Wikipediaより)
つまり、ミラクルフルーツを食べた後に酸っぱいものを食べても、全然酸っぱく感じないどころか、むしろ甘く感じてしまう! というところがミラクル。俄然、興味が湧いてくるでしょう?
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そんな訳で、早速 冷蔵庫をガサゴソやって、見つけ出してきた酸っぱい食べ物の代表格「レモン」と「梅干し」。他にも、お酢関係を試すとか、やろうと思ったけれどこの2つがあれば十分でしょ。

ミラクルフルーツを丁寧に口の中で転がして、特に舌の先っぽの方に果肉をなすりつけるように、念入りに何度も往復させて…納得がいくまで繰り返し…おもむろにレモン果汁の滴る切り口をペロリ!! すると、わお、甘ーーーーい!! そうねぇ、何に似ているかっていうと、甘くしたレモネードを飲んでいるみたい。レモンの爽やかな風味は残しつつ、痺れるような、目の覚めるような、あの刺激は跡形もなく姿を消し、甘みに変わっている。そして、お口の中は潤う。いつまででもレモンをかじっていたい。何個でもかじれそう!!

効果が切れるまでに梅干しも試さなくては。(と言っても、通常2時間程度持続するそうなので、慌てることはなにもないのだけれど。) またしても、甘ーい。レモンほど鮮烈な感動は無かったけれど(やはりオーダーバイアスがかかってしまうし、そもそも梅干しよりレモンの方が刺激的だからね)、やはりそれでも新しい梅干しとの出会いにドキドキしてしまう♪

日本で普通に手に入る食材ではないし、売っていたとしても1粒が大切に売られているようなシロモノなので、今後これに出会う人が多いとは思えませんが、1粒で家族全員ワイワイ、キャーキャー楽しめること請け合いです。ネットショップで取り扱いのあるところもあるようですので、目先の変わったサプライズとして面白いかもしれません。

その他の使用例としては…「ひどい風邪を引いたんだけれど、薬は飲みたくない!」という人に、ミラクルフルーツを食べてもらってから、レモン10個分ぐらい使った生搾りジュースを飲ませてあげるとか、どうかしら?? 私はそれ、いつかやってもらいたいなぁ。だって、レモネードなんだもん♪ 喉を鳴らして飲んでしまうわ。
by hanatomo31 | 2012-03-26 01:39 | その他

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


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