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「ううう…」な乳製品と、「止まらない!」乳製品

まずは、美味しいものから始めましょうか? 食べだすと止まらないのはねぇ…
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スウェーデンのチョコ「DAIM」をそのままアイスクリームで再現しちゃった! というコレ。程良い大きさのキャラメル・チョコチップがバニラアイスをより一層、ステキなものへと昇華させてくれます。

元々コンビニで売っているDAIMアイスのジャイアントコーンみたいなモノを愛食していたのですが、この夏はついにこんな容器入りのファミリーパック(500ml入) に手を出しちゃった!! 「あぁ、この1口がデブの素…」と思いつつも、夜な夜な、冷凍庫のドアに手が伸びる。”ふっくらと育った”のは言うまでもありません。

じゃ、次は残念だったもの。私が「珍しい食材」「スウェーデン特有の食材」にやたらに興味を示すということが分かってきた最近では、スウェーデンの友人が色々と「アレを試したらどうか?」とアドバイスをくれます。(面白がってヘンなのばっかり薦めてくれる) なかでも衝撃だったのは、こちら。
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「Messmör / 乳清スプレッド」。実は食べる前から、ノルウェーで一般的に食べられているという「Brunost / Mestost / 乳清チーズ」に似ているという話を聞いていたのでかなり警戒をしていたのだけど…やっぱりdéjà-vu(デジャヴ) なのに(よく似たモノを過去に食べた経験あり)、相変わらずセンセーショナルでした。

なにがどうなのかというと、食べなれない人にはすんなり受け入れるのが難しい味です。乳清スプレッドや乳清チーズは、山羊乳や牛乳の乳清をじっくりと鍋で煮詰めて練り上げたもの。それにより、乳清由来の甘さ、ザラッとした結晶の質感の残るモノが出来上がります。そこへ更にバターや、お砂糖、バニラなどで風味を付加してあります。それゆえ、まったりねっとり、なおかつザラついた食感の、甘くてややしょっぱい、摩訶不思議な味になります。パッケージを開ける前から、もわーんとした甘ったるい乳清の香りが自己主張しています。(あくまでも私個人の感想ですが)

少しだけこの食材の良い所を紹介するならば、原料が原料なだけに、低脂肪で栄養価が高く、特に鉄分やタンパク質、ビタミンB2が豊富に摂れる健康食材であるということ。
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製法がシンプルであることから、家畜の放牧小屋などのように設備の整っていないが、乳だけは豊富にある、ど田舎でも古くから作られてきたもの。ノルウェーや、ノルウェーに隣接するスウェーデンの北部地域(Jämtland / Härjedalen) で親しまれてきました。逆に言うと、それ以外の地域、例えばストックホルムのあるエリアなどでは、一般的に食べられているものではありません。ゆえに、食べたことのない人、食べ慣れないから口に合わないという人も多いよう。

日本で食べる機会の多くなさそうな珍しい食材について、長く書き綴っても面白く無いかもしれませんが、Brunost(乳清チーズ) ならば、日本在住のノルウェー人の方々の熱烈な要望により(?) 東京の輸入食材屋さんなどで手に入れることが出来ます。 サンドイッチの具としての他に、魚料理などのトッピングやお肉の煮込み、ソースになどにも幅広く使えるので、いったん好きになってしまえば活用度は広いはず。

ただ、私はまだ修行が足りません。
by hanatomo31 | 2011-08-19 01:29 | スウェーデンSweden

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ