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(初)デートでは選ばない方が無難

高校生の頃、女の子にも男の子にも、そして先生からも立ち居振る舞いが綺麗と評判の友達に、色々と「女の子として気をつけるべきこと講座」を開いてもらったっけ。

たとえば、「美しく見える椅子の座り方」。きちんと背筋を正して座り、足の付け根に力を入れてきちんと足を閉じて座ること。初めはキツくても、続けているうちに体の筋肉が鍛えられて苦にならなくなるばかりか、足も引き締まるとか…。文字にしてしまうと特別なことではないのですが、習慣として身に付くまで続けることはできなかった…。

それから、「かわいらしい くしゃみの仕方」。今も昔も、豪快なくしゃみをしてまう私。「こんなくしゃみをしていてはモテない!!」と思い悩み(?)、音は小さく「クシュ」というぐらいのくしゃみを目指して、友達にチェックしてもらって練習したっけ。結局、これも定着しなかったけれど…。(笑)

まだ他にもあったような気がしますが、1番記憶に残っているのはやっぱり、「(初)デートでは選ばない方が無難な食べ物」でしょうか。(←冒頭に(初)を付けたのは私の勝手な解釈。もともとは、ついていません。)

まず最初にあげられたNGな食べ物は「ミルフィーユ」でした。なぜだかわかりますか? パイがボロボロと崩れたり、クリームがはみ出したりと…綺麗に食べるのがとても難しいから。確かにね。(それぐらい、いいじゃん!! と思わなくもないが)

他には「イカスミのパスタ」。唐突にイカスミ! と思われるでしょうが、私が高校生だった頃は「イカスミ食品」が大ブームだった時で、イカスミのパスタはもちろん、イカスミの肉まんとか…ありとあらゆる食べ物がイカスミ味だったものです。そのイカスミもダメ。理由はわかりますよね、そう、歯もくちびるも黒くなる上に、自分ではその醜さが分からないからダメなんです。

考えてみると、デートの場面で「イカスミ味をどうしても食べたい」とか、「ミルフィーユしか置いていないケーキ屋さん」でお茶をするとか、そういう状況は実際にはあまりなさそうなのですが、要は「食べているときの立ち居振る舞いが美しいか、美しくないか」そこが問題。

となると…この食べ物も間違いなくダメダメ・カテゴリーに入りますね。
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「カムジャタン」。韓国の豚の背骨とジャガイモの熱々お鍋です。

これのどの辺がデート向きではないかというと、とにかく食べづらいから。豚の背骨にはりついている肉や筋をこそげ落としながら食べるのですが、複雑な形をした骨ゆえ、とにかく大変。手づかみで骨にしゃぶりついていかないと、満足に食べるのは不可能です。骨にはスープが絡みついていて、食べるほどに手指、そして口の周りが赤く染まっていくのです。

かなり豪快な食べ方でしょ。だけど、私は骨つきのお肉を食べるのってある意味楽しいと思うのです。まるで自分が「恐竜の化石でも発掘している(?)」ような感覚があるから。骨の周りに付いた余分なもの(この場合はメインのお肉だけど) を少しずつ丹念に取り除いて、やがては綺麗な骨の標本が出来上がったら…妙に達成感があるではありませんかっ!!

そんなこんなで、カムジャタンを久しぶりに食べながら、懐かしの「デートでは食べない方がいい食べ物」のことを思い出してしまったのでした。 皆さんもそういう食べ物はありますか?
by hanatomo31 | 2010-11-24 01:16 | その他地域Others

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ