人気ブログランキング | 話題のタグを見る

奇妙なお箸

奇妙なお箸_b0111820_042081.jpg
これ、フィンランドの人が考案した誰でも瞬時にしてお箸が使えるようになる発明品。「KITASTICK」というお名前。
奇妙なお箸_b0111820_0462395.jpg
フィンランド語は分からないので、あくまでも想像ですが…「KITA」には日本語の「北→フィンランド生まれだから」という意味と、フィンランド語の「口→食べるための道具だから」という意味がダブルミーニングになっているのでは…? なんて深読みしちゃったりしています。
奇妙なお箸_b0111820_0463249.jpg
お箸の構造は上手く言葉では説明できないのですが、2つのお箸を特殊な構造によって互いにひっかけ合って、常に「X字」を描く状態で使用します。X字部分のプラスチックパーツが、食べ物をつかんでは放す度に、バネのようにしなることで弾力が生まれ、その反動を利用すると簡単に食べ物がつかめるということのようです。

インスタントにお箸を使って食べられるようになる…という意味ではこれは非常に優れた発明品なのだけど、お箸の持ち方を正しく教えるものではないので、根本的な解決にはなりません。ゆえに、「日本人だけど、お箸の持ち方がちょっと変!!」という方の矯正のためには役に立たなさそうです。

私の弟はまだ小さかった頃、お箸の持ち方を矯正するための不思議な形のお箸(指ガイドが付いているなど)を使っていたこともありましたが、それもやっぱりあんまり功を奏していなかったように姉の目には映りました。やっぱりお箸が上手に使えるようになるには、地道に手触りのよい、良い素材の木で作られた(←ココ大事!!)、手に合ったお箸を使ってご飯を食べ続けるほかないような気がします。私は、「プラスチックのお箸はちょっとね~」なーんて思うタイプ。

ちなみに、KITASTICKはすでに特許を取得している模様。欧米では売れるかもね。
by hanatomo31 | 2010-09-19 00:58 | フィンランドFinland

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ