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禁断の…

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これまでに何度も繰り返し、繰り返し書いてきていますが、私はチーズが好きです。脂肪分たっぷりのこってりチーズも、さっぱりしたのも、臭いのも、臭くないのも、柔らかいのも、硬いのも。それぞれにキラキラと輝く魅力ってもんがあるんです。

でも、大好きゆえ食べすぎてしまう傾向があるので、日常的には買わないよう自粛していることも、度々書いていること。それだのに…時々、ふわっと魔が差してしまうことがあるんです。また買ってしまいました、こってりしたチーズを。しかも、禁断の「Brillat-Savarin / ブリヤ・サヴァラン」を。(だって、セールしていたんだもん。) ノルマンディー産「Brie / ブリー」の一種で、お名前はフランスの18世紀に活躍した美食家で政治家の「Jean Anthelme Brillat-Savarin」からもらっています。

なぜに禁断かというと…このチーズは乳脂肪分がダントツに高いことで有名なのです。なんと、乳脂肪分75%!!とりあえず、私が現在知っているチーズの中でもっとも高い値のものの1つ。(他には、Saint-andré、Mascarponeなど。) こういう乳脂肪分75%以上の高脂肪のチーズのことは「Triple Cream」と呼び、60%-75%未満のものを「Double Cream」と分類します。
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初めて食べたのはいつだったのかもう覚えていませんが、レストランの食事の後に運ばれてきた、チーズワゴンに並べられていた1つだったことだけは記憶しています。そして、お店の人が「1種類だけ食べるなら、今夜はこれにしておいては?」とお勧めしてくれたのがそれ。(実際には1種類どころじゃなく、3-4種は食べたように思うけれど…)

1口食べて、「ふわん♪」ととろけるその柔らかさ加減に、そして、得も言われぬコクにひっくり返りそうになるほど感動したのです。(ええ、まぁ。いつもの通り、大袈裟なんです。) 数字で見るとものすごいこってりした味のはずなのに、口当たりには感じさせない。では、軽いチーズかといえばそうでも無くて、しっかりとした存在感もある。明らかに普通のBrieとは違う、スペシャルなチーズ。

先日、友達にも食べてもらって感想を聞いたのだけれど「バターを食べているみたい」と、絶妙な表現をいただきました。簡潔に、それもかなり的確に味を説明しているように思います。すごいなー。

さぁて、これをどうやって毎日少しずつに抑えて食べるか、それが課題です。なるべく朝ごはんに食べるようにしているのですよ。間違っても、「夜食につまみ喰い」することだけはしないよう、キツく自分に言い聞かせています!

美味しいけれどカラダに悪そうな食べ物って、「その美味しさを知らないほうが誘惑が少なくて幸せ」と思う方ですか?? それとも「誘惑と戦うのは辛いが、美味しさを知ったことのほうが幸せ」と思う方ですか??
私は迷うことなく、後者のタイプです。あ、言わなくってもわかる??
by hanatomo31 | 2010-04-27 23:51 | フランスFrance

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ