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努力次第でなんでもできる!!

ちょっと感動したことが1つ。日本に来て約1年、日本語を勉強中だというフィンランドの女性に会った。私はその人にお料理を教えてもらうのが元々の目的だったのだけど、もうひとつ大切なことを教えてもらったような気がしました。

というのも、彼女の日本語の上達ぶりが素晴らしいのです。お会いするのは今回が初めてなので、前と比べてどれだけ進歩したかということではなくて、「1年間しか勉強していないというのに、こんなにも出来てしまうの?!」という驚きです。彼女は日常的な複雑でない会話であれば出来るし、ひらがなもカタカナも、そして漢字もかなりいける。(自分の言葉で漢字を交えて綴った手書きのレシピを頂きました。これには感動!!)「会話は流暢だけど、漢字はからきしダメ」という西洋人を沢山見てきているので、やっぱりこれには舌を巻くしかありません。

ドイツ人がスウェーデン語を半年でマスターしても私は驚かないし、フランス人が数週間でスペイン語を流暢にしゃべれても「ふぅーん」って感じだし(もちろん、それだって誰にでもできることではないのだけれど)、それに、それに…。でも、フィンランド語と日本語というかなり違った種類の言語で(実はものすごーい遠いけれど「ウラル・アルタイ語族」として親戚関係にあるという話もありますが)、日本に来るまでは「日本人って着物を日常的に着て暮らしているのかしらん?」と薄らぼんやり考えていたような、たいした予備知識の無かった人が、たったの1年後にかなりのレベルで日本語を習得しつつあるということは大きな賞賛に値すると思います。

きっと彼女には語学のセンスが備わっていたのだと思うけれど、それ以上にきっと、上達の裏には彼女の努力があるのだろうなぁと思います。週に5日、日本語学校に通って勉強をしているのだって。やっぱり「語学を習得するには、週5日学ぶ事は非常に効果的である」のを裏付ける実例の1つ。

それともう1つ欠かせない上達の秘訣。それは「言葉を習得した後、使いたい目的が明確である」ということ。(逆に言うと、目的が明確でない場合は習得はかなり難しいと思う。) 自分の経験からもこの事はとうに分かっていたつもりでしたが、彼女をきっかけに再認識しました。私といえばすぐにダラけてしまい、当初の目標が何だったのか見失いがち。自分にとてつもなく甘い人間ですから…。この刺激をきっかけに、自分に喝を入れて頑張らないとなぁ!!
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フィンランドはよいとこ、また行きたーい♪
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by hanatomo31 | 2010-03-25 02:48 | 日本Japan

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ