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自分の限界を感じた日 その1

「アルゼンチンはやっぱりお肉でしょ!」私は常々そう思っていましたが、これはやっぱり本当でした。ものすごいお肉を食べますよ、彼らは。だってね、1人当たりの牛肉の摂取量は アルゼンチンが世界一♪
ちょっとデータは古いですが、いくつか国別データをを拾ってみると…
 アルゼンチン:         68.8kg
 ウルグアイ:          61.4kg
 アメリカ:            45.4kg
 オーストラリア:        36.2kg
 ニュージーランド:       35.2kg
 ブラジル:            34.8kg
 …
 スウェーデン:         21.7kg
 …
 ベルギー/ルクセンブルグ: 18.7kg
 …
 日本:              12.0kg
 …
 インド:               1.4kg  
(出典: USDA「Livestock and Poultry: World Markets and Trade」 2000年)
ひー、ものすごい量です。上位の国はどこもお肉の産地ですし、それぞれの国に「本物のカウボーイ=この場合はGaucho」がいるし、消費量が多いのも納得ですね。それにしても、アルゼンチン、ウルグアイの数値は突出していますが!!大腸ガンの発生率も高そう…。
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アルゼンチンの主食(?)=牛肉を、Gaucho風に味わうためにやってきたのが「Parrilla / パリージャ」と呼ばれる、グリル専門店。とにかく豪快にお肉を焼いてくれるお店です。
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焼き場担当も、「普段から相当お肉食べているんだろうなぁ。」という感じの男性。黙々とひたすら焼く。

こんな土地柄だから、絶対出てくるお肉の量は多いはず。だから、「2人だけど、お肉は1人前で結構です」と注文したのに…出てきたのがこれ。ちょっとちょっと、全然、1人前じゃないですよ!!
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ででででんっ。サイドにあるウェイターの右手から全体の大きさを想像してみてくださいね。

「お肉盛り合わせセット」なので、牛肉の部位色々(含む内臓系) と、鶏肉、豚肉、ソーセージ。ただのステーキならまだ良かったのだけど、内臓の丸腸(小腸) も脂っこい部位なのにてんこ盛り。豚血の腸詰も、少量なら大好きな味だけど、これだけ重たいものと一緒に供されたら…もはや味なんてわかりませんっ!!

私は基本的に「出されたものは何でも残さずに食べたい派」なのですが、このときばかりは道半ば…というより、半ばにたどり着く前にギブアップでした。自分の限界を思い知らされた瞬間。こんなにハードな食事があっていいものか…!? 数日間は「お肉はお断り」な気分になりますよ、間違いなく。
by hanatomo31 | 2009-10-10 01:54 | アルゼンチンArgentina

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ