Don't cry for me Argentina
2009年 10月 08日
Recoleta墓地はお金持ちの皆さんが埋葬されている場所なので、「これは本当に一個人のお墓なのか?!」と驚いてしまうほど立派なものがたくさんあります。 モザイク装飾がみごとなドーム型天井を持つお墓。私は名前を知らない方のものでしたが、きっとアルゼンチンでは知られた資産家、あるいは政治家だった方なのかもしれません。
そんな 知らないお名前ばかりですが、1人だけお馴染みの名前がありました。 Maria Eva Duarte de Perónさんのお墓。え、知らない? それではこの名前なら? 「Evita / エヴィータ」。あ、この名前!! そうそう、マドンナ主演の映画もありましたね、1940年代にアルゼンチンでカリスマ的人気を誇った大統領夫人、Evitaこと、Eva Perón。 彼女の死後60年近く経つというのに、いまだに新鮮なお花がたむけられています。 (写真はWikipediaより)
女優として人気を博したEvitaは政治家Perón氏の愛人となり、やがては結婚。その後、大統領夫人となったEvitaは夫とともに、国政に積極的に参加。特に労働者階級を保護する施策を彼女が推進したことから、貧しい層からの支持は絶大なものとなりました。一方で、大統領夫人に過ぎない彼女の出すぎた政治活動、発言力に反発する勢力もあったといわれています。
とにかく精力的に活動したEvitaですが、実は彼女の生涯はとても短く、たった33歳の若さで子宮ガンで亡くなっています。その事もまた彼女のアルゼンチン内外での人気に寄与しているのかもしれません。
ブエノスアイレスの至る所で、Evitaの人気が今もなお続いていることがうかがえます。 左から、Perón大統領、Evita、そして今何かと話題のMaradona氏。ポーチから民衆に向かってご挨拶しています。「アルゼンチンは、必ず踏ん張ってワールドカップに出場するぞー」ってね。
ちなみに、Evitaが死の直前に民衆に向かって演説をしたポーチはここではなくて、大統領府「Casa Rosada」。 私はまだ映画Evitaをみていないので、まずはDVDを借りてきてお勉強しようかな。
そんな 知らないお名前ばかりですが、1人だけお馴染みの名前がありました。
女優として人気を博したEvitaは政治家Perón氏の愛人となり、やがては結婚。その後、大統領夫人となったEvitaは夫とともに、国政に積極的に参加。特に労働者階級を保護する施策を彼女が推進したことから、貧しい層からの支持は絶大なものとなりました。一方で、大統領夫人に過ぎない彼女の出すぎた政治活動、発言力に反発する勢力もあったといわれています。
とにかく精力的に活動したEvitaですが、実は彼女の生涯はとても短く、たった33歳の若さで子宮ガンで亡くなっています。その事もまた彼女のアルゼンチン内外での人気に寄与しているのかもしれません。
ブエノスアイレスの至る所で、Evitaの人気が今もなお続いていることがうかがえます。
ちなみに、Evitaが死の直前に民衆に向かって演説をしたポーチはここではなくて、大統領府「Casa Rosada」。
by hanatomo31
| 2009-10-08 01:11
| アルゼンチンArgentina