人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あの橋を渡ろう!

「いつでも出来る」と思うと、ついなんでも延ばし延ばしになってしまうもの。シドニーのランドマークの1つ、「Harbour Bridgeを歩いて渡る」というのもなんとなーくいつか実行しようと思っていたこと。
あの橋を渡ろう!_b0111820_2241366.jpg
お天気の良かったある日、「橋の対岸に住む友人を訪ねて行く」という、計画を実行に移す絶好のチャンスが訪れました。
あの橋を渡ろう!_b0111820_2282666.jpg
Harbour Bridgeはシドニーの中心部The RocksからMilsons Pointまでをつなぐ橋。全長1149m、水面からの高さは49m。車道もあれば、電車の線路もあって、歩道も用意されています。住宅街が広がるシドニー北部と中心部をつなぐ大動脈的存在なので、いつでも交通量が多く忙しい。
あの橋を渡ろう!_b0111820_22135840.jpg
「なぜわざわざ橋を歩いて渡りたいの?」 と聞かれると、「なぜだろう?」と自分でもよく分かりませんでしたが、歩いてみてちょっと納得。

理由その1: 観光に最適♫ Harbour Bridgeには観光客フレンドリーな写真撮影スポットが数か所あり、みんなの大好きなOpera Houseなどのランドマークが普段とは違った角度から楽しむことができます。
あの橋を渡ろう!_b0111820_22185366.jpg
理由その2: お散歩コースに最適だから。橋は基本的には水の上ですが、部分によってはこんな気持ちの良い木漏れ日のエリアなどもあります。遠足っぽい小学生の集団や、ランチ休憩のついでにお散歩? といった感じのビジネスマンの姿もあります。みんな、ただ歩きたいんです。
あの橋を渡ろう!_b0111820_22231178.jpg
理由その3: それに、なんといっても橋の上には信号がない。つまり、ノンストップで片道1km程度走ることができる、ジョギングにうってつけの場所でもあるんです。車の排気ガスが気になるとか、そういうウルサイことを言わなければね。
あの橋を渡ろう!_b0111820_2227229.jpg
それから、この橋はね、その気になれば登ることもできるんですよ。「Bridge Climb」というツアーに参加すれば、ガイドさんとともに専用のつなぎを着て、安全綱をつけ、端から橋げたの階段を登って中心の最も高い部分(134m) のところまで行くという、豪人の大好きなアドベンチャー系のツアーです。

実は私も「一緒に登ろうぜ!!」と誘われているのですが、絶対「怖いよー、無理だよー、帰りたいよー」と弱音を吐くことが分かりきっているので今のところOKしていません。もしも、体験したらもちろん、即ブログ記事になると思います。(笑) でも、期待はしないで。
あの橋を渡ろう!_b0111820_22324334.jpg
ちなみに、ツアーに参加せずに自己流で登るのは、もちろん厳禁。2200豪ドル(約18万円) の罰金があなたを待っています。
あの橋を渡ろう!_b0111820_22412555.jpg
さて、橋の向こう側が見えてきました。
綺麗でしょう? しかも、この景色で冬なんですからねぇ。
あの橋を渡ろう!_b0111820_2242085.jpg
この辺りは「Kirribilli / キリビリ」と呼ばれる地区。対岸にOpera Houseが見える絶好の景色で、都心部に近く交通の便もよく、なお且つ、昔ながらの味のある住宅が沢山残っているエリアです。こんなに熱心に語るのは、実はここに住みたいを思って部屋探しをしていたから。願いは叶いませんでしたが、Kirribilliへの愛は変わらず。(笑)
あの橋を渡ろう!_b0111820_22423436.jpg
階段を降りたら、片道1km程のお散歩はおしまいです。景色を見ながらぶらぶら歩いても20分程度。本気のお散歩には物足りないけれど、お天気のいい日には電車や車、フェリーを使わずに歩いてみるもいいのかも。
あの橋を渡ろう!_b0111820_22472899.jpg

by hanatomo31 | 2009-08-24 22:44 | オーストラリアAustralia

座右の銘は「空腹は最高の調味料」 欲しいのは「食べても食べても太らない、魔法のカラダ」


by ハナトモ